フリーランスの仕事の取り方、稼ぎ方をまとめてみた(星付き、おすすめ本付き)

フリーランスの皆さん、楽しく相談に乗ってますか

ググっても、まともな情報がほとんどなかったので、今回はフリーランスの代表的な仕事の取り方を思いつく限りリストアップしてみました。思いの外、いろいろな方法があったのですが、一長一短あるのでそのあたりもコメントしながらご紹介してみます。

たぶん、副業で稼ぎたいという人にも参考になると思うですよ。

※他にも、「こんなものがあるぜ」と言う人は、ぜひコメント欄や、Facebook、Twitterなどでメッセージください。良さそうなものは追加していきたいと思っています。

フリーランスの仕事の取り方 王道編

いわゆる、一般的なフリーランスの方々の仕事の取り方です。やはり、紹介による案件獲得が一番の王道ですが、それ以外にもいろいろあります。

過去の縁に頼る

即効性★★★

継続性★★

収益性★★★

自由度★★

会社員時代の縁をベースに営業活動を行う方法です。会社員の時に、前職の会社と仲良くして円満退社していたり、独立前に抜けると困る状況だったりすると、フルコミットでない形(週稼働2日とか、在宅とか)で、前職の会社から仕事を貰うことができます。

また、会社員時代の知人や、取引先などでうまく人間関係を作っておくことでも、仕事に繋げているフリーランスも多くいます。

会社員時代にきちんと評価される仕事をしているか、会社の看板がなくても付き合ってくれるような人間関係ができているかなど、独立前に冷静に判断できるかがポイントです。

判断を見誤ると、「独立したら応援するよ!」と言っていた同僚や取引先が、独立した瞬間に態度が変わって詰んだ…ということもあるので、客観視点での分析は必須です。

特に、出版業界など、元からフリーランスや外部人材を活用している業界との交流があれば、独立後の仕事に容易に結びつけることができるでしょう。

あとは、露骨に以前いた会社の看板は重要で、知名度の高い会社だと、会社の名前と業務内容を言うだけで、すごく信用度が上がります。独立したら前職の看板は使えないという人がいますが、そんなことはないのです。使えないと感じる場合は、他に何か問題があるのかも。

私は、独立前の会社が知名度ゼロの下請け会社だったので、看板がなくてすごい苦労した…。

退職しましたエントリーを書く

即効性★★★

継続性★

収益性★★

自由度★★

「退職しましたエントリー」を、ブログやSNSでぶっ放します。意外とエントリー後に声をかけてもらったり、仕事が来るようです。ただしポイントがいくつかあって、前の職場や仕事に対するネガティブなコメントは避けること。これが必須です。

怨念のこもったエントリーを読んで、仕事を依頼してはくれないですよね。一緒に、会社や業界の愚痴をこぼしたい人からはたくさん連絡が貰えるかもしれません。仕事にならないけど…。

あとは、そもそも仕事に繋がる接点のある人にエントリーを読んでもらえないと意味がないので、事前に独立後に取り組みたい仕事に関係のある業界の人たちと退職前にたくさん繋がりをつくっておく。こればっかりは数が勝負なので、頑張りましょう。

「退職しましたエントリー」は、読み手に響くような文章が書けるかとか、一発勝負だったりとかで、あくまで一回きりしか使えないボーナスみたいなものなので、使えるものは使っておこうくらいの気持ちがよいと思います。

模範例を探したかったら「退職エントリー “フリーランス”」などでググっていろいろ研究してみましょう。

クラウドソーシングを利用する

即効性★★★

継続性★

収益性★

自由度★★★

いわゆる、オンライン完結の仕事の業務受発注の仕組みです。国内で代表的なサービスだと、「ランサーズ」「クラウドワークス」などでしょうか。ライティングの仕事に特化した「サグーワークス」のように、ジャンル特化形のクラウドソーシングもあります。

ネット経由で、すぐに仕事を獲得することはできるのですが、基本的にクラウドソーシング経由の仕事は案件単価が安く、それだけで食べていくのはかなりハードです。

2016年のデータですが、「クラウドワークスで「月収20万円以上」わずか111人」という情報もあります。

実際のところ、クラウドソーシング経由で信頼関係ができて、大きな取引をしている人たちは、直接取引に移行しているケースが多いと思うので(公式には各プラットフォームではルール違反の行為ですが…)、この数字は実態に対して過少だと思います。ただ、どちらにせよクラウドソーシングだけで稼ぐのは難易度が高いのは事実でしょう。

「売上の足し」「実績を増やすため」などの考えで取組むのはいいと思いますが、本格的に食べていくためとなると、率直にオススメしにくい手法です。

一方で、「ココナラ」のように、自分自身で商品サービスの設計ができるタイプのクラウドソーシングは、ジャンルや商品などで向き不向きがあるものの、かなりの金額を稼いでいる出品者もいるようで、こちらの方が「稼ぐ」という観点では可能性があります。こちらは「シェアリングサービス」という形で後述。

クラウドソーシングの特徴としては、嫌になったらいつでもドロンできます(オイ)。私も発注者側としてよく利用するのですが、おばあさんが危篤になりましたという連絡とともに、ドロンするワーカーの方がちょくちょくいらっしゃいます。おばあさんが亡くなったり危篤になりすぎで、心配になります。

代表的なクラウドソーシング

クラウドワークス

ランサーズ

 

エージェントを使う

即効性★★★

継続性★★

収益性★★★

自由度★

独立後、とにかく生活を安定させたいのであれば、一番現実的な手段はフリーランス向けのエージェントを利用する方法です。クラウドソーシングは、発注企業の「言い値」になってしまいますが、エージェントサービスについては、金額の大小はともかく契約期間中は「食べていけるだけの報酬」が発生します。エージェント会社にとっては、マッチングにエージェント会社の手間がかかる他に、一般的にエージェント会社が手にできる報酬が、フリーランスがもらえる金額の数十パーセント(30%前後が多い)という仕組みになっています。そのため、フリーランスがある程度高い報酬をもらってくれないと商売が成り立ちません。その意味でも、高水準順の報酬価格を維持してくれます。

エージェントサービスは、ITエンジニアや、コンサルティングなど、特定の業種に関しては、かなりマーケットが整っており、これらに登録して、極端に仕事の選り好みをしなければ当分食いっぱぐれることがないはずです。例えば、戦略コンサルティングの仕事ですと、週1日の稼働で月40万円以上の報酬といったような高単価案件もあります。

最近では、営業やPR、マーケティング、経理、法務、商品企画など、様々な職種にエージェントが対応してきており、一定のスキルや実績があれば、エージェントサービスだけで、誰でもフリーランス生活が成り立つ時代になってきています。

先程、クラウドソーシングで紹介した、クラウドワークス社も、実はエージェントサービス(クラウドテックの運営や、他サービスのM&Aを行っている)にかなり力を入れており、既存のクラウドソーシングサービスとなる、「ダイレクトマッチング」の前年同期比の成長率(29%)に対して、「エージェントマッチング」の成長率(73%)と抜きん出ており、利益率も圧倒的になってきています。フリーランスの市場の中で、エージェントを利用するスタイルは、今後も急激な成長が予想されます。

「働き方革命」株式会社クラウドワークス 2018年9月期第1四半期決算説明資料 P25

一見いいところだらけのようなエージェントサービスですが、現状、明確な課題がいくつかあります。まず一つに、仕事の大半が大都市圏であるということ。積極的にフリーランスを使いたいという先進的な会社が大都市に集中していること、エージェント会社の営業効率の問題などが大きな理由でしょう(遠方まで営業するのはコストが高くて割に合わない)。

もう一つが、在宅の仕事が少なく、ほとんどが週1〜5日の常駐案件であるということです。1〜2時間程度のミーティングが必要な時以外は、すべて在宅や自分のオフィス(コワーキングスペース)で仕事をしたいというフリーランス(私です)の場合は、厳しい条件です。子育て中、介護中などでフリーランスをやっている人にとっても、ちょっと微妙な条件ですよね。

ただ、これらについては、ある程度の時間仕事をして信頼関係ができることで、条件を変更してもらったり、特に高い技術や実績を持っているフリーランスだったら交渉可能だったりと、突破口もある部分です。この壁を超えないと、エージェント依存で仕事を取り続けていると、厳しい言い方ですが、半会社員、もしくは形を変えた派遣社員という働き方のような感じもします。

独立直後で生活が厳しいフリーランスは、まず週2〜3日をエージェントサービス経由の仕事に当てて生活を安定させて、残りの日数で、常駐ではない案件、収益率が高い案件、将来性に繋がる案件の営業をしたり、仕事をしたりと動くのが良いでしょう。

代表的なフリーランス向けエージェントサービス

エンジニア系

フリーランスエンジニアが活用できるエージェントは最も選択肢が多いです。最終的には、タイミングや、担当者の相性もあるので、複数エージェント登録して、コミュニケーションを取ったほうがいいでしょう。

フォスターフリーランス

レバテックフリーランス

クラウドテック

ギークスジョブ

ハッピーエンジニア

コンサルティング系

フリーランスコンサルタント向けのエージェントは、さほど数も多くなく、サービスによって、かなりタイプが異なります。戦略コンサルタント向けのものから、過去の人脈などを活かす顧問契約タイプなどなど。

フリーコンサルタント.jp

BTCエージェント for コンサルタント

PATIO

サーキュレーション

総合系

マーケティング、PR、営業、経理などのバックオフィス業務など、上記以外の様々な職種に対応しているエージェントです。これらの分野の紹介案件が増えていくと、フリーランスで食べていく可能性が広がるので期待大です。

CARRY ME

Waris

※おすすめ本

『普通の会社員がフリーランスで稼ぐ』

Warisの代表の方が書いた著書。フリーランスで食べていくのが夢物語ではなく、いわゆる普通の会社勤めで得たスキルをベースに、エージェントを活用して普通に仕事をしていくイメージを掴むことができる著書です。特に経営企画、マーケティング、PRなどの経験を持つ女性に相性がいい内容。

『半年だけ働く。』

戦略コンサルタントの仕事で、エージェントを活かしながら一年のうち半年働き、後の半年は旅行に行くなどして、自由な生活を実現している著者の本。こんな働き方もあるのかと参考になります。ライフハックの話もあり。

『エンジニアがフリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方』

エージェントを活用しながら、フリーランスエンジニアとして、稼ぎ続ける方法が書いてある著書。特にエージェントとの付き合い方が詳細に書いてあるので、エンジニアフリーランスになり、エージェントベースで仕事を取りたいという方には参考になります。

手当たり次第に交流会やイベントに参加する

即効性★

継続性★★

収益性★★

自由度★★★

ぶっちゃけ消耗しますが、多少なりとも効果があるのが、イベント、交流会への積極的な参加です。

無差別で交流会やイベントに出向く場合、明らかに向いているフリーランスの仕事と向いていない仕事があります。まず、士業や、小規模なWebサイト、デザイン関係の仕事など、個人事業〜小規模事業者を相手にする仕事だと、比較的仕事になる可能性が高いです。起業予備群(もしくは起業直後の人)をターゲットにしているフリーランスにとっては、比較的相性のよいやり方です。もちろん、全体的に商品単価は低めになるので、数の勝負が必要です。

逆に、規模の大きいシステムの開発や、予算のある企業のマーケティング業務などになると、そもそも発注できるターゲットに出会える機会がほとんどないので、徒労に終わることが多いでしょう。運が良ければ、知り合い経由でターゲットになる担当者を紹介してもらえるみたいな機会が、ごくたまにある程度です。

ちなみに、こういった交流会などで知り合う人の中には、なぜか稀に「仕事あげたいおじさん(おばさん)」みたいな人がいます。こういった方に気に入られると、スキル云々ではなく、純粋に気が合うとか、応援してあげたいとか、共感を通じて仕事を貰えることがあります。

どちらにせよ、交流時には、「自分の業界なら何でもできます」とアピールするよりも、こういうスキルが強い、こういう業界に強いという「自分の売り」はかなり具体的に絞り込んで話したほうがよいです。その方が、覚えてもらえます。

あと、気が合いそうであれば、積極的にFacebookでフレンドになったり、Twitterでフォローする、されるの関係を作りましょう。これについては、「SNSでゆるく繋がりを増やし、維持する」で詳細を。

※おすすめ本

『最強の人間関係術』

交流会での位置取りやコミュニケーションの仕方など、様々な角度で人間関係の構築をスムーズにするノウハウが書かれている著書。全部こなすのは正直かなり大変!というくらいにチップスが詰まっています。すぐに使えそうな実践的なものも必ずいくつか見つかる、使える著書です。

特定のコミュニティーに貢献する

即効性★

継続性★★★

収益性★★

自由度★★★

私のおすすめの手法の一つで、上記のように無差別に交流会やイベントに参加するのではなく、特定のジャンルのコミュニティーに対して、深く入り込んで信頼関係を構築していく方法です。いきなり特定のコミュニティーから利益を得ようとするのではなく、まずはゆるく自分が役に立てるところから信頼関係を作っていきます。

フリーランスが活用しやすいコミュニティーとして典型的なものは、コワーキングスペースなどですね。イベントが多いスペースや、コミュニティーマネージャー(ホスト)がいるようなスペースは知り合いもできやすいでしょう。ちなみに私は、現在WeWorkのメンバーで便利に活用させていただいております。他に、イベントの開催が軸になっているコミュニティーや、最近では、オンラインサロンなどのネット上のコミュニティーもあります。

地方になると、リアルなコミュニティーやイベントが激減してしまうのが難点です。自分の地元で、立ち上がっているクラウドファンディングなどをチェックしたり、商工会議所のような地元の組織を探してみるなど工夫が必要です。

→こちらの相談役の話を読んでくさい。

稼ぎ続けているフリーランスの3タイプを分類してみた

2018.01.29

→WeWorkのレポ

WeWork東京六本木アークヒルズサウスを使い倒してみた感想

2018.02.14

※おすすめ本

『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』

名著です。人に与える(GIVEする)ことで成功できる人、逆に人に与えてばかりでスポイルされてしまう人などが、テイカー、ギバー、マッチャーという3タイプの人間分類を中心に分析されています。私の人生に大きな影響を与えた一冊です。お人好しで損しやすいと感じている人は、特におすすめ。ずる賢く立ち回れる人には、あんまり意味が無いかも。

今の仕事をきっちりやって信用してもらう

即効性★

継続性★★★

収益性★★★

自由度★★

一番正論のように思えますし、実際にフリーランスとしては当たり前のことですね。既存のクライアントに対して、信頼してもらえるような仕事をすることで、継続発注をしてもらったり、他のクライアントを紹介してもらうという、王道中の王道です。

ただし、これについては、半分正しく、半分間違いでもあります。まず、第一に継続性のある仕事の場合は、当然良い仕事をすれば、継続してくれる可能性は高いです。

一方で、会社には、配置異動というものがあり、あなたに発注してくれた担当者が、出世してしまったり、他部署に異動してしまったりすると、今までの仕事の良し悪しに関わらず、発注先の見直しが起こることがあります。見直しの基準は、あなたの仕事の価値に関係なく会社の業績などの都合もあり、その点はどうにもなりません。

あとは、どれだけあなたがいい仕事をしていても、他の会社の仕事などを紹介してくれる(仏様のような)人というのは、実際にはクライアントとして付き合いのある中のうち僅かという現実もあります。確率的には、多くて取引先の2割くらいでしょうか。ということは、10社くらいと同時にプロジェクトをこなしていても、平均で1〜2社。運が悪いと紹介してくれるようなクライアントが0社という可能性もあるくらいの比率です。しかも紹介してもらえるタイミングもまちまち。

たまた、運が悪いだけで仕事が紹介される流れが減る。仕事が減ると、また次の仕事を紹介してもらえる可能性も得る。という悪循環に陥ると目も当てられません。これで、厳しくなっているフリーランスは多いのではないでしょうか。

ということで、クライアントからの芋づる式の紹介だけに頼らずに、他の顧客獲得ルートの開発は必須です。

また、同じ顧客から継続発注が続くと、顧客が固定されてきて、一見安定しているようで、特定のクライアントからの事業依存度が段々上がってプレッシャーがかかり、フリーランスとしての自由度の低下につながることもあります。

SNSでゆるく繋がりを増やし、維持する

即効性★

継続性★★★

収益性★★

自由度★★★

Facebookや、Twitterを主戦場に人間関係を維持し、長期的な仕事に繋げる方法です。あまり聞かないけど業種によってはInstagramとかもありなのかな。こちらについては、「会社員時代からのネットワーク」「交流会やイベント」で知り合った人たちと、名刺交換で終わらずにその後もゆるやかにネットワークを繋げる方法です。実際に、これがかなり効果絶大で、ゆるゆると、自分の仕事のことや、好きなこと、気になるニュースなどをSNSに投稿しつつ、他の人の投稿にちょこちょこコメントしたり、いいねしたり、リツイートしたりとやっているだけで、名刺交換だけだったらそれっきりだったはずの人間関係が、どこかで繋がったりします。

特に、SNSでのメッセンジャーは、Eメールに比べると気軽にメッセージを送れるので、ふとしたタイミングで、相談が飛んできたり、逆に相談したりということがあり、長い目で見て仕事につながるケースが頻繁に起こります。

最低でもFacebookは実名&写真でしっかりやったほうが良いです。絶対に良くないのは、批判や、ネガティブな投稿の連発。知らない間に人が離れてしまうので、くれぐれも注意しましょう。だって、クライアントも文句とかSNSで拡散されたくないですからね。この人と付き合うと、ネガティブなこと書かれるかもって考えちゃいますよね。あと、普通に読んでいてしんどいですから。

まずは、すぐに仕事につながる、稼げる稼げないという基準ではなく、自分の仕事になんとなく接点がある人から、趣味が近い人、投稿を見ていて楽しい人、気が合う人とゆるく繋がってコミュニケーションを取り続けるところからはじめてみましょう。

※おすすめ本

『広く弱くつながって生きる』

いわゆる普通の人が、年をとっても、ずっと人間関係をゆるく維持しながら、仕事を続け楽しく生きていくための考えと、著者自身の実践がのっている著書。利害関係を過度にを求めない人間関係を前提としつつ、ゆったり楽しみつつ生きていけるということで、読むと気持ちがほっとする1冊です。著者の年齢も55歳を超えていて、その意味でも説得力と安心感があります。フリーランスで食べていけるのは若いうちだけという不安も払拭できるでしょう。

『ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代 』

先の著書とはうって変わって、ゆるい繋がりといいつつも、こちらは専門性や能力を研ぎすませながら、つながりを活用する著書です。ある意味でFacebookや、Instgaramで、技術やセンスを極めていく人たちの世界です。こちらも、先程の著書とは反対の意味で参考になります。

フリーランスの仕事の取り方 変則技編

次に、ちょっと変則的なフリーランスの仕事の取り方、稼ぎ方を紹介します。この辺は、当たりハズレが大きいものが多くて、収益性の判断が難しいので「?」だらけです。私は「城持ちフリーランス」という言葉で、定義しています。

※参考『稼ぎ続けているフリーランスの3タイプを分類してみた』

稼ぎ続けているフリーランスの3タイプを分類してみた

2018.01.29

シェアリングサービスでサービスを提供する

即効性★

継続性★★★

収益性★★

自由度★★★

いわゆる「シェアリングエコノミー」というやつで、世界的に有名なのは、Airbnbや、Uberなどがありますが、フリーランスがスキルを提供する場合は、ちょっと別のサービスですね。具体的には、スキルシェアサービスです。

国内で、大きなところだと、クラウドソーシングのところで紹介したココナラがあります。こちらは、似顔絵や、SEOのコンサル、占いなど様々なジャンルのスキルについて、自分でサービスページを作成して、商品として売ることができます。出品者は、ランク付けがあったり、徐々に単価を上げたりすることができます。ココナラは、単価の低いサービスだけでなく、単価の高いサービスも売れるように、うまく表示アルゴリズムなどを工夫しています。そのため、ジャンルの偏りはありますが、かなり稼いでいる出品者もいるようです。

稼ぎのポイントは、「自分でサービスを作れる」「自分で値付けできる」という部分です。クラウドソーシングのランサーズや、クラウドワークスなどに比べると、クライアントの依頼内容にそのまま従うのではなく、自分で価格設定や商品設定をすることができるので、やりたい仕事や利益率を調整しやすいというのがポイントです。一方で、売れるためには、スキルの能力だけでなく高いマーケティング感覚も必要になります。

他には、タイムチケットといったようなサービスもあります。こちらは対面で時間を売るサービスです。コンサルティングや、写真撮影などを副業的に販売することができます。上位の出品者は結構売れているようです。

シェアリングサービスについては、全体的にスキルだけではなく、サービス設計がカギですね。

※おすすめ本

『マーケット感覚を身につけよう—「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法』

会社で働く一員としてではなく、「個人」としてマーケティングの感覚を身につけ、自分自身を売っていく、自分の価値を高めるための方向を模索するための武器を教えてくれる著書。自分自身が提供できるサービスを見直すのにうってつけの著書。

yentaで人と会いまくる

即効性★

継続性★★

収益性★★

自由度★★★

ビジネスマッチングサービスのyentaを使って、いろいろな人に会いまくります。yentaは、いわゆるマッチングアプリのTinderのビジネス版のようなものです。アプリを開くと毎日10人ずつ、おすすめの人が表示されるので、興味があれば右にスワイプ、興味がなければ左にスワイプしていきます。お互い「興味がある」となるとメッセージを送れるようになるので、そこからミーティングをセッティングできるという仕組みです。

お互い興味があるとならない限り、メッセージのやりとりに至らないため、自分にとって興味のない人とはコミュニケーションする必要がなく、逆に自分の興味のある人とだけ厳選して知り合うことができます。

マッチングしても、みんな恥ずかしがり屋なのか、こちらから積極的に声をかけないと、会えるところまで到達できません。さすが遠慮深い日本人。

1対1で知らない人とミーティングの設定をして会うというプロセスはかなり大変ですが、私もしばらく使ってみて良いご縁が広がりました。

ポイントとしては、出会いをyentaで完結させず、会った後は必ずFacebookで友達申請しておくこと。その方が長い人間関係になります。重要です。

私はあまり詳しくないのですが、yenta以外にもビジネスマッチングサービスはいろいろありそうですね。

yenta

https://talentbase.io/yenta

テレアポ、メールアタックをしまくる

即効性★★★

継続性★★★

収益性★★

自由度★★

電話営業や、見込み企業へのメール営業です。個人的には、かなりしんどいですね。私には難しい…。

手当たり次第にアタックするのではなく、まずは自分のスキルを買ってくれそうな企業に当たりをつけて、リストを作成するところからがスタートです。特に、飛び込みで営業をする時は実績がモノを言います。まずは、自分の仕事のポートフォリをつくることが大切です。メールで営業する時は、ペライチなどで、さくっと1枚の自己紹介ページを作り、そこに自分の過去の仕事の実績を作っておきます。WixやJimdoなどもいいですね。

電話営業で、対面する場合はファイルにして作成した上で、打ち合わせに向かいましょう。

ライターやイラストレーターなど、すでにフリーランスと取引をするエコシステムができている業界だと比較的成功率が高いでしょう。逆に守秘義務が強いコンサルティング業界や、PR、マーケティング業界などだと、やりにくいですね。

高田 ゲンキさんのこちらの漫画が大変参考になります。

【マンガ】第15話 フリーランスのススメ(その7)~営業先の見つけかた~

ブロガーになって、自分の技術分野の発信をする

即効性★

継続性★★

収益性?

自由度★★★

ブログで情報発信することで、業界内の地位を高めたり、見込み客からの問い合わせを獲得する方法です。これ、なかなか難しいところがあって、専門的知識をガンガン記事にしても、全然仕事につながらないこともあります。ポイントとして重要なのは、知識としてのレベルが高いかどうかよりも、仕事を発注する人が調べそうな課題、知りたいような知識を、分かりやすく高い質でブログ記事化していくことができるかです。

例えば、ライターが「ライティングの技法」について詳しく記事を書いても、記事を発注する人はあまり読まないわけです。どちらかというと、「Webでバズりやすい記事のパターン」とか、「Webライターに記事を発注する時の相場」とか、「良いWebライターの判断の基準」とか、そういった情報のほうが発注者が知りたい情報ですよね。

一方で、先程のような自分の業界の専門的な情報を書き続けていると、セミナーの講師だったり、著書の執筆などの機会を得ることができます。これはどちらかというと同業者向けですね。こういった、コンテンツのターゲットを意識したテーマ選びが肝になります。

こちらは、ブログ経由で仕事が入ってくるだけでなく、読者が増えてくれば、オンラインサロンの運営や、noteによる有料記事の販売などの課金ポイントも存在します。

※おすすめ本

『フリーランスのための一生仕事に困らない本』

メディアでの発信を前提として、フリーランスで食べていく方法が書かれている著書。WordPressについて詳しく記述がありますが、それだけでなくフリーランスの青色申告の話など、広範囲な情報が提供されています。

『10倍速く書ける 超スピード文章術』

「個性的な文章」ではなく、「読みやすく理解しやすい文章」を素早く書くための考え方、ノウハウが詰まった一冊。私自身はこの著書を読んで、執筆スピードが上がっただけでなく、以前よりも文章を書くのが楽しくなりました。

ブロガーや有名インフルエンサーになってネットタレントになる

即効性★

継続性★★

収益性?

自由度★★★

上記の、専門分野のブロガーとは、似ているようでちょっと別次元の存在です。際立つキャラで、ネット上のタレントというか、若干失礼な言い方をするとネット芸人というか…、そういった専門性を超えた知名度を獲得して稼ぐ方法です。

ぶっちゃけ、再現性がどのくらいあるのか怪しいところですね。最近はブログだけではなく、YouTuberだったり、Twitter、Facebook、Instagramをメインに活動している人たちも増えてきました。

専門性というより、どちらかというと、「自分の好き」をいかに言葉や映像に変えていくかが勝負になりそうです。成功している人たちの収入はかなり青天井なのではと思います。

一方で、移り変わりの早いネット上で、高い知名度を維持するのも大変ですし、有名税とでもいいましょうか、アンチによる誹謗中傷などにさらされることも多く、外から見ているほど楽ではないのでは、と思う次第です。

先程と同様、オンラインサロンでの定期課金や、noteの販売、YouTubeや、Google Adsenceの広告収入など、課金に繋がる手段が増えてきており、現実的に「食べていける」人たちになってきています。時代ですねー。

有名になってくると、多方面での有名税も発生してきます。くれぐれも炎上には注意しましょう(意図的にやってる人もたくさんいるけど)。

※おすすめ本

『明日クビになっても大丈夫!』

著名ライター、ヨッピーさんが会社員から独立するまでにどのような工夫をしたのか。ライターとして卓越した結果を出すためにどんなことをしているのかが詳しく書かれた著書。かなり戦略的な内容で、「好きなことで食べていく」ために一番大切なことが本書を読むことで理解できるはず。

『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』

新しい時代に、個人や、個人のあつまりのチームが、企業と戦える可能性を示している一冊。著者がどのようにして、一つ一つのプロジェクトで大きな結果を出しているのか、具体的な方法が書かれていて勉強になります。

併せて、個人が、巨大資本(大企業など)と勝負ができるようになった社会背景を的確に分析しているところも注目です。

アフィリエイトメディアを作って稼ぐ

即効性★

継続性★★★

収益性?

自由度★★★

アフィリエイトで稼ぐなんて夢みたいというイメージの方が多いようですが、意外や意外、現実に実現可能な稼ぎ方の一つです。

アフィリエイトをやってみて全然稼げなかったという人が大量にいる一方で、堅実に数十万円程度稼いでいるアフィリエイターは結構います。月に百万〜数百万円の収入があるトップアフィリエイターもそれなりにいるんですよね。

正直、アフィリエイターは、他人に成功していることを教えるメリットが少ないので、本当に成功している人たちがあまり外から見えないんですよね。

アフィリエイトについては、家から一歩も出ないで、人とコミュニケーションも取らないで稼ぐイメージがありますが、実際には、A8netなどのアフィリエイトサービスプロバイダーの担当者と密に連絡をとったり、広告主になる企業との交渉をしたりと、泥臭いコミュニケーションや、交渉がかなり重要だったりします。

1人で、Webの情報や著書などで勉強するのも良いと思うのですが、どうしても孤独だったり、モチベーションの維持が難しいので、善良なアフィリエイトの塾などで知り合いを作っていく方が続きやすいかもしれないですね。基準としては、参加費月1万円以下で、まっとうな手段で稼いでいる人が講師に来てくれる塾がいいかな。参加者(卒業生)で、月20万円以上稼いでる人が複数いると、条件としてはさらに望ましいかな。

※おすすめ本

『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉』

検索エンジンに評価されるコンテンツを作るためのノウハウが詰まった著書。物語調で読みやすく、その内容はかなり骨太で、Webマーケティング業界で食べている私が、自信を持っておすすめできる著書です。

『アフィリエイトで夢を叶えた元OLブロガーが教える 本気で稼げる アフィリエイトブログ 収益・集客が1.5倍UPするプロの技79』

アフィリエイターとして、スタートするのに知っておきたい知識が網羅されている著書。テクニックだけでなく、読者に役に立つコンテンツを作るべしという基本姿勢が好ましいです。

『アフィリエイトで稼ぐ1年目の教科書;これから始める人が必ず知りたい70の疑問と答え』

同じく初心者向けに大変わかりやすく整理されている著書です。Q&Aで、初心者が疑問に持ちそうな質問に対して、著者が答えていくという形式も、大変分かりやすいです。

情報商材屋になって稼ぐ

即効性★

継続性★★★

収益性?

自由度★★

一昔前、秒速で1億稼ぐとか流行った世界です。法律に抵触しない限りは、絶対に悪いとは私の口からは言いませんが、ビジネスモデルとして疑問が多いですね。基本的には、情報弱者と言われる人からお金を上手に獲得するモデルで、「みんな一緒に儲けようぜ」とか言いながら、上のほんの一握りの人しか儲からないというモデルです。個人的には、近寄らないほうがいいかなと。

最近は、「Instagram→LINE@→情報商材でクローズ」というコンボが流行ってますね。私のインスタアカウントにも、毎日のように、メッセージやコメントが飛んできます。

根本的な話として…結局スキルが高かったり、事前の人間関係は大切だよね。

下記のフリーランス協会のフリーランス白書では下記のような調査結果が発表されています。

主な仕事獲得ルートの違いで、年収に大きくバラつきがある。年収800万円以上の高収入者が多いのは「エージェントサービス」「過去・現在の取引先」「人脈」。

【発表】「プロフェッショナルな働き方・フリーランス白書2018」独立系/副業系フリーランスの多様な実態が丸わかり

実際に、エージェントや、過去・現在の人付き合いで仕事を取っている人が多いということですね。会社に勤めても、独立しても、人間関係や、コミュニケーション能力が大切という点では変わらないのかもしれません。

一方で、ここ数年で、先に挙げたような多様なアフィリエイター、ブロガー、YouTuberのような、仕事の稼ぎ方も広がってきています。

成功例が多い現実的な手法と、一発逆転で挑戦してみたい手法などを組み合わせて、自分なりの仕事の取り方、稼ぎ方を模索してみて下さい。

稼ぎ続けているフリーランスの3タイプを分類してみた

2018.01.29

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Webマーケティング分野中心に暴れているフリーランスです。社会学、哲学、経済学など大好き。コンサルティング、広告運用、Web管理の他、自分の所有するメディアからの広告収入、セミナー講師、著書印税、イベント売上など10種類くらい収入源を作っていろいろ実験中です。bizimaという読書会やってます。ペンネームで本もいろいろ書いてます。